Fedora 8――ビデオツアー

 以下の3つの短いビデオ(各ビデオの長さは8分以下)では、Fedora 8翻訳記事)のインストール/セットアップ作業の際の「ルック&フィール」がどのような感じかや、デフォルトでどのようなソフトウェアがインストールされるのかなどについて紹介する。また3つめのビデオでは、Fedora 8でのソフトウェアのインストールの方法と――それと同じくらい重要なこととして――アンインストールの方法を紹介する。

 Fedoraは、「熱心なファンと開発者向け」とよく表現されるGNU/Linuxディストリビューションだ。Red Hatがスポンサーとなっていて、FedoraをRed Hatの正式リリースの「ベータ版」とみなす人もいる。

 Red Hatの正式なディストリビューションの料金を支払うことなくRed Hatの特徴を詳細に知りたいなら、CentOSかFedoraを使ってみるのが最も良いだろう。なおおそらくFedoraの方がやや多くRed Hatから口を出されている。

 Fedoraの注目すべき点の一つに、フリーソフトウェアとしての純粋さがある。そのままの状態のFedoraにはプロプライエタリのソフトウェアはまったく含まれていない。これはある意味ではFedoraの優れている点だが、その一方で平均的な消費者にとっては、YouTubeなどのFlashビデオやよく使われている(がプロプライエタリな)MP3形式の音楽を再生するためのソフトウェアが含まれていないため、他の「あまりフリーではない」GNU/Linuxディストリビューションと比較してFedoraの利便性が劣るということでもある。

 とは言え(これを問題だと感じる人には)この問題にはCodec Buddy翻訳記事)という対処法がある。Codec Buddyは現在のところはFedoraの開発版にしか含まれていないため、今回のビデオツアーの中にはCodec Buddyについての作業手順は含めなかったのだが、インストールは難しくはない。さらに、フリーソフトウェアとしての純粋さを妥協しても構わないのでCodec Buddyにも含まれていないプロプライエタリな、あるいは特許のかかったメディアコーデックを使用したいという場合には、ウェブを少し検索すれば多くの情報が得られることだろう。

 選択の自由という観点から、Linux.com Fedora 8ツアービデオはFlash版とOgg版の両方を用意したので、ほぼすべての人がほぼすべての(フリー/プロプライエタリを問わず)オペレーティングシステムで閲覧することができる。


Ogg版ダウンロード


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Linux.com 原文